海外で働く日本語教師あきりん

在韓4年目の日本人。海外での働き方、日本語教師情報、韓国情報を発信

韓国と日本の就職事情比較

こんにちわ、あきりんです。

 

まず簡単な私の自己紹介から

 

在韓4年目、フリーランス日本語教師 教え子を名門大学に多数輩出 入試専門日本語教師で月40万円稼ぐ 起業した食品会社は家族で運営し月100万円以上稼ぐ 私のブログでは韓国(海外)での役に立つ仕事情報や日本語教師としての体験談 韓国グルメや食べ歩き情報を発信していきたいと思います。

 

では本題の「韓国と日本の就職事情比較」 についてですが

 

日本の就職事情は…

 

文部科学省厚生労働省では、令和4年3月大学等卒業予定者の就職内定状況を共同で調査し、令和3年12月1日現在の状況を取りまとめましたので、公表します。 取りまとめの結果、大学生の就職内定83.0%(前年同期比0.8ポイント上昇)となりました。文部科学省引用

 

コロナ渦で不況下であっても新卒生は8割の学生が就職できるとなっています。この数字を見ると就職内定率がそこまで悪いとは言えませんね。

一方韓国の就職事情は…

 

令和2年新卒者55万3521人を対象に就職内定率を調査した結果48万149人のうち、就職に成功した人は31万2430人だった」BBCkorea引用

この調査を基に統計を出すと韓国では就職率が60%となります。日本と比べても20%も就職が難しいことが分かります。

 

その理由には3つの原因があります。

①政府が雇用時給額を上げた結果企業が積極採用しなくなった。

②根本的に企業数が日本に比べて少ない。

③新卒者が大企業に就職しようとするあまり競争率が更に激しくなった。

他方様々な理由がありますが大きく分けると上記3つの理由ではないかと考えられます。

 

このようなが学歴社会の韓国で日本人(外国人)が生き残るにはどうすればいいか。

 

基本的に韓国語は能力試験5級以上

コミュニケーション力は必須。(これらは最低条件)

①韓国で飽和状態の仕事を選ばない。(理由は韓国人と競争しなければいけないため)

②日本人にしかできない仕事をあえて選んで行動する。(例えば、日本語教師、日本企業相手の営業職、通訳、など)

③初めから独立するつもりで働く。(雇用されるのはあくまでもスキルアップのため)

なぜ上記の3つが大切かは韓国で成功されている方や私自身の体験談に基づいています。

 

まず、私の体験談ですが私の場合、韓国に来る前に既に韓国語をマスターしました。しかし、韓国語ができるという理由だけで現地の人には到底かなわず、日本人ができるアルバイトもほとんどありませんでした。

 

そこで誰かに雇ってもらうのではなく自分の得意分野を強みに変え、スキルアップしていこう!と思い一心不乱で勉強し韓国語のブログを書き始めました。

実際私が書き始めたネバーブログ

私の強みは料理と語学でした。

 

料理は京都の老舗懐石料理店の厨房で働いていた際、習得した技術でそこで基本的な和食の知識を身につけ、語学はニュージーランドに留学した際、英語と韓国語を身につけました。

 

2018年まだ韓国では日本食ブームで日本食が人気があったので、ブログで本場の日本食レシピを主に掲載しました。するとブログを見た人から沢山のコメントをいただき、そこから波の乗って百貨店の料理教室から商品開発、商品販売、YouTubeまで成長することができました。

現代デパートでの料理教室

私の日本料理ソースオンラインショップ

私のYouTubeチャンネルです。

今までした事を振り返ってみると上記の①~③に該当するなと感じます。

 

語学を活かした日本語教師にしても、日本語について教材を買い一から学び直し、また、経験を積むために無償で日本語を教え2019年から現在に至るまで約100名教えてきました。現在はその経験を活かし現金を頂いて月40万円の収入を得ています。

 

前回も他の記事で話させていただきましたが、私がここまで成功できたのは

 

自分の強みを生かし、差別化してきたからだと思います。

 

私以外にも韓国で成功されている方を拝見すると、長期戦で毎日韓国生活をブログで発信され、インフルエンサーになった方だったり、YouTubeで読者のニーズを把握し発信し100万人ユーチューバーになられた方だったりと、どの方も今置かれている状況を強みに変え差別化をつけているなと感じました。

 

まとめると

日本人にはできない=韓国人にはない強みがある。

という結論に至りました。韓国にこれから来ようとされる方、またはご結婚などで来られた方は、「ここは外国だから…どうせ私にはなにもできない」と諦めてしまう前にぜひ自分の強みを探してください。

 

誰にでも自分しかできない仕事があることに気がついて欲しいという思いで

この記事を書かせていただきました。

 

では、また!